HOSPITAC |
■安定性・高速性重視のシステム設計■ ■ 1.はじめに ■ 2.システム構成に関して
2.1 病院情報システム
■ 3.医事・オーダ・電子カルテシステム2.2 Thin ClientとTCO 2.3 院外のクライアント 2.4 安定したLinux系OS 2.5 シームレスな動作環境 2.6 プリンタの動的切り替え 2.7 リアルタイムでの データバックアップ 2.8 24時間全自動の運用管理 2.9 全ユーザのオンライン保守 ■ 4.ユーザ専用のRDB ■ 5.オンラインでの各種サービス |
2.2 Thin Client とTCO(Total Cost of Ownership) 安定した運用とシステム保守の容易さを考え、最近のクライアントPCの動作形態としてThin Client(シンクライアント)とTCOが盛んに論じられています。 Thin Client は簡単に言えばクライアントPCのディスクにはデータや業務用ソフトウェアを持たせないという考えです。 例えばサーバ側とクライアントPCの両者で薬品マスタを持っていた場合、サーバ側で追加・修正した薬品がただちにクライアントPCには反映されない状況が発生し、サーバとクライアントPCとでデータ的に不整合が発生することになります。 また一般にクライアントPCはサーバに比較して劣悪な環境での動作を余儀なくされます。ディスクの二重化(ミラー)や、瞬断用無停電電源も持っていないのが通常です。結果的にサーバに比較してはるかにダウンする可能性が高いわけですが、その際、クライアントPCのディスク上に蓄えられたデータは失われることとなり、その修復に手間と経費がかかることになります。 Thin Client ベースの業務ソフトウェアの設計・開発により、安定した稼働の実現と、トータルな経費(TCO)を削減しようという考えです。 業務プログラム自体もサーバ側にだけ格納してあり、クライアントPCで該当業務を起動し直せば常に新しいバイナリが走行する設計としております。 |
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